10月3日午後、和歌山県和歌山市内を流れる紀の川に架かっている六十谷水管橋(地図)が、川の中央付近で約 60m にわたって崩落しました。同水道橋は全長 546m、1975年に完成、2015年度に耐震化工事を実施、耐用年数は 2023年3月まで。先月までの月 1回の目視点検では異常はなかったとのことで、原因はわかっていません:
- 六十谷水管橋の一部崩落について (和歌山市)
- 「老朽化とは考えられない」 水管橋落下、和歌山市長が会見 (写真あり)
紀の川は 1級河川で、中央構造線の南側に沿って西流し、紀伊水道に流れ込んでいます。
2018年には、今回の場所より上流で橋が傾き折れ曲がる事象が発生しています:
- 橋が傾き折れ曲がる ― 和歌山県橋本市 (18年11月8日)
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