大形の小惑星〝3200 Phaethon(ファエトン)〟が、クリスマスの約1週間前、12月17日の朝に地球に接近します。直径は 3.2~7.1km と推定されています。
ファエトンは1983年に発見され、アポロ群に分類されています。彗星と小惑星の中間的性質を持つ活動的小惑星(あるいは枯渇彗星)と考えられており、3大流星群の1つである「ふたご座流星群」の母天体としても知られています。2009年と2012年には急激な増光が観測されています。
小惑星 | 推定直径 (km) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
3200 Phaethon (1983 TB) | 3.2~7.1 | (地球)12月17日 08:00 | 26.83 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星が最接近する時の地球との相対速度は極めて速く、秒速31.9km(時速約11万5000km)と計算されています。
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