今年2月から、徳島県美馬市穴吹町口山(地図)で、野生のヤマドリ(キジ目キジ科)が餌付けをしたわけでもないのに特定の人について歩くようになっています。餌を与えようとしても見向きもしないとのこと:
- 野生ヤマドリが人になつく 亀井さんの散歩に同行 (写真あり)
鳥の方から人に近づいてくるという点では、以下の「1」と「2」が類似しています。いずれも大きな地震の前の逸話です。「2」と「3」は熊本地震の前に大分県で見られた現象です。大分県中部では、熊本地震の本震発生後にいくつかの強い地震が発生し、最大震度5強を記録しています(資料):
- 小鳥は人の周りに集まり、人は得体の知れない気持ち悪さを感じる (15年8月26日)
- 野生のキジが民家周辺に ― 大分県中津市 (15年12月5日)
- カラスの窓ガラス衝突頻発 ― 大分県大分市 (16年4月29日)
地図でおわかりのように、徳島県美馬市は中央構造線の直近に位置しています。
関連記事
- イギリスにハトの大群 (09年1月23日)
- 突っぱるハト (09年3月30日)
- カリフォルニア湾の地震とペットの異常 (09年8月7日)
- カラスの騒鳴続く (09年9月3日)
- 駿河湾の地震についてあれこれ (その 4) (09年9月9日)
- 渡り鳥の「放射」 (09年11月27日)
- 庄内浜の観天望気 (10年6月23日)
- ハトの大量死 ― 南アフリカ (10年9月30日)
- 鳥の落下と魚の大量死 ― アーカンソー州 (11年1月4日)
- 鳥の落下・大量死 広がる (11年1月6日)
- 動物の大量死 続く (11年1月10日)
- カラスの大群が居すわる ― 北海道帯広市 (12年2月3日)
- 渡り鳥に異変 (12年2月4日)
- カラス減少 ― 神奈川県三浦市 (12年2月9日)
- カラスの大群が集結 ― 岡山県赤磐市 (12年2月15日)
- 学校に鵜が迷い込む ― 兵庫県洲本市 (12年3月9日)
- 渡り鳥に異変 (続報) (12年4月3日)
- 青森から宮城に向かった伝書鳩が国後島に (12年4月4日)
- 今度はペリカンが大量死 ― ペルー北部 (12年5月1日)
- 各地に白いツバメ飛来 (12年9月14日)
- 鳥の群れ進入でレース中止 ― 福岡県飯塚市 (13年5月12日)
- 渡り鳥大量死 ― 宮崎県延岡市 (13年5月23日)
- オオグンカンドリ飛来 ― 広島県福山市 (13年7月25日)
- 多数のカモメが飛来 ― 北海道・新千歳空港 (13年8月11日)
- 地震と超音波と鳥 (13年10月28日)
- カラスの大群襲来 ― 石川県小松市 (14年2月9日)
- ウミネコ大量死 ― 石川県珠洲市、富山県射水市 (14年3月21日)
- ムクドリ激減 ― 鹿児島県鹿児島市 (14年5月13日)
- 鵜飼のウミウが産卵 ― 京都府宇治市 (14年6月29日)
- 鵜飼のウミウが産卵 ― 京都府宇治市 (続報) (14年7月1日)
- ペリカンの絨毯爆撃 ― エクアドル (14年8月26日)
- コムクドリの大群 ― 神奈川県秦野市 (14年9月19日)
- 1000羽近いトビの大群 ― 和歌山県田辺市 (14年12月18日)
- 小鳥は人の周りに集まり、人は得体の知れない気持ち悪さを感じる (15年8月26日)
- 震動る時、鶏と雉とは (15年10月20日)
- 野生のキジが民家周辺に ― 大分県中津市 (15年12月5日)
- カラス急増 ― 長野県長野市 (15年12月11日)
- カラスの窓ガラス衝突頻発 ― 大分県大分市 (16年4月29日)
- カラスが店内に侵入 ― 北海道苫小牧市 (16年6月26日)
- 市街地中心部の建物にフクロウ居すわる ― 高知県高知市 (16年7月5日)
- スズメ大量死 ― 福島県いわき市 (16年8月18日)
- 地震の15分前、鳥の大群が飛び立つ ― 米国オクラホマ州 (16年9月8日)
- チュウサギ大量飛来 ― 高知県四万十町、四万十市 (16年10月6日)
- カモの大群出現 ― 千葉県習志野市 (16年12月31日)
- カモメ、カモ、サンマなどに異変 ― 和歌山県、三重県 (17年1月20日)