計算生物学者(computational biologist)のツイートから。
「COVID-19(新型コロナウィルス感染症)のパンデミックについて私が最も可能性が高いと考えるシナリオは、北半球では感染拡大が春の終わりごろに下火になるものの、冬になると第2波の感染拡大が起きる、というもの。この第2波は、我々が現在直面しているものよりもっとひどいことになると予測される。下のグラフは1918年から19年にかけて起きたことを示している」:
The most plausible scenario to me is for the covid-19 pandemic to wane in the late spring (in the Northern hemisphere), and come back as a second wave in the winter, which I expect could be even worse than what we're facing now. Pic below is what happened in 1918/19. (4/12) pic.twitter.com/EXDvoiFAM7— Francois Balloux (@BallouxFrancois) March 14, 2020
グラフはスペイン風邪の流行を示しています。縦軸は1000人あたりの死者数です。感染者は全世界で5億人、あるいは世界人口のおよそ27%(18億-19億人)とも言われ、 死亡者数は5,000万〜1億人以上、おそらくは1億人を超えていたと推定されています(Wikipedia)。
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