東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授による3月29日付ブログ記事です。
国によって新型コロナウィルスへの感染者数や死亡率に大きな違いがあるのはなぜなのか。BCG接種の有無やBCGに使用する菌の違いが影響しているのではないか。すでにドイツ、オランダ、オーストラリアで BCG の接種が始まっているとのこと。
「ざっくり結論を言うと、BCGの接種が行われている国では、COVID-19の広がり方が遅いという『相関性』があることについての指摘である」、「すでにオランダではCOVID-19対策のためにBCG接種を開始した。主として医療従事者への接種を行う」:
期待しすぎるのも危うい気がしますが「藁をもつかむ」心境です。
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