日暈はさほど珍しい現象ではないので、このブログでは採り上げないことの方が多いのですが、以下は別の意味で珍しいと思います。
6月16日正午ごろ、伊勢神宮の上空に日暈が現れました。太陽を神格化した天照大神を祭る伊勢神宮の上空、それも伊勢神宮で最も重要な祭りとされている三節祭(さんせつさい)の1つである6月の月次祭(つきなみさい)が執り行われている最中に日暈が現れたことに、特別の意味を感じる方々もおられることでしょう:
2014年の干支は甲午(きのえうま)、すなわち午年(うまどし)。6月16日は旧暦で5月19日。5月は「端午の節句」があることからもわかるように午の月。19日の干支は戊午(つちのえうま)。時刻の正午はその文字からわかるように午(うま)の刻。つまり、上記の日暈は、午年午月午日午刻(うまどし、うまのつき、うまのひ、うまのこく)に現れたことになります。
昨年12月15日、式年遷宮がすみ、新しい宮で初めて行われた月次祭(やはり三節祭の1つ)に際しては、月光冠(月光環)が儀式のあいだ中、見えていたとのことです:
残る三節祭は、10月半ばに行われる神嘗祭(かんなめさい)です。このとき、空にはどんな現象が現れるでしょうか。折しも、八ヶ岳南麓天文台の串田氏は、FM電波の観測から 11月初旬に「近畿圏中心領域大型地震」を予測しています(現時点での予測)。
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