2024年9月2日月曜日

日向灘の地震は予報されていた

 
8月8日に日向灘で発生した M7.1、深さ 31km、最大震度 6弱の地震について、八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が予報していたことが、同氏が 9月2日付で公開した「続報 No.370」(PDF形式)で明らかにされました。以下にその部分を引用します ——

8/8 発生の日向灘 M7.1 地震は、7/27 高知観測点の複数観測装置に前兆変動極大が綺麗に観測され(前兆規模 M6.1 ±0.5、海深補正 M0.9 ±3、推定規模 M7.0 ±0.5)、前兆極大から地震発生までの日数=Tmap 日数はプレート境界型の遅いパターン Tmap=12日で発生致しました。またその後は一切大型地震が推定される前兆変動は観測されておりませんでしたので、南海トラフ巨大地震発生の可能性は考えられないことを、毎日の高知観測点全観測基線波形を掲載して、日々配信の観測情報で配信公開致しました。

上記の予報が配信されたのは、観測情報配信の「公開実験」(串田氏の観測研究を支援するために有料)に参加している方々のみで、一般には公表されていません。
 
 
関連記事