8月8日に日向灘で発生した M7.1、深さ 31km、最大震度 6弱の地震について、八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が予報していたことが、同氏が 9月2日付で公開した「続報 No.370」(PDF形式)で明らかにされました。以下にその部分を引用します ——
8/8 発生の日向灘 M7.1 地震は、7/27 高知観測点の複数観測装置に前兆変動極大が綺麗に観測され(前兆規模 M6.1 ±0.5、海深補正 M0.9 ±3、推定規模 M7.0 ±0.5)、前兆極大から地震発生までの日数=Tmap 日数はプレート境界型の遅いパターン Tmap=12日で発生致しました。またその後は一切大型地震が推定される前兆変動は観測されておりませんでしたので、南海トラフ巨大地震発生の可能性は考えられないことを、毎日の高知観測点全観測基線波形を掲載して、日々配信の観測情報で配信公開致しました。
上記の予報が配信されたのは、観測情報配信の「公開実験」(串田氏の観測研究を支援するために有料)に参加している方々のみで、一般には公表されていません。
関連記事
- 近畿圏中心領域大型地震 (13年4月17日)
- 能登半島地震は予報されていた (24年1月3日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-293) (24年5月10日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-294) (24年5月13日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-295) (24年5月19日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-296) (24年5月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-297) (24年5月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-298) (24年6月10日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-299) (24年6月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-300) (24年7月7日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-301) (24年7月17日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-302) (24年7月28日)