八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 5月9日18:00 付けで更新情報 No.360 を出しています。地震発生推定日が 5月13日 ±2日に絞り込まれています:
- No.1778 長期継続大型地震前兆 続報 No.360 (PDF形式)
高知観測点と八ヶ岳南麓天文台の観測装置で、それぞれ 5月6日と 8日に前兆変動が終息した。この観測結果およびその他の前兆変動関係から「推定発生時期は 5/13±2 の可能性が考えやすく修正させて頂きます」。
「No1778 は 29年間の観測歴上最も難解な変動で、何度も発生時期が推定されては、その時期に次ステージ前兆の極大が出現するなどを繰り返して参りました。今回 5/13±2 で発生となるか、まだ前兆変動が継続し、より先になるかは5/16時期までわかりません。5/16までに対応地震が発生せず、前兆変動が継続した場合はその後を観測して続報させて頂きます。」
5月7日から八ヶ岳の観測装置に火山噴火型前兆変動が出現し始めた。5月9日には、秋田観測点の観測装置 3機にも八ヶ岳と同期して噴火型変動が出現。「No1778の対応地震発生と関連して近隣の火山で噴火活動が生じる可能性は否定できません。但し、昨年噴火型変動で地震前兆の極大が観測されていますので、必ず噴火活動に至るとは断定困難です。しかし否定はできませんので、報告させて頂きました。」
推定日 | 5月13日 ±2日 (上記時期発生を否定する変動を今後観測した場合は修正) |
推定時間帯 | 09:00 ±2時間 または 18:00 ±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.360」所載の図3参照(太線領域内=大枠推定域; 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域; 震源域が火山近傍である可能性高い) |
推定規模 | M8.0 ± 0.3 |
推定地震種 | 震源が浅い(30km以浅)陸域地殻内地震、火山近傍領域の可能性 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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