八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 2月1日11:00 付けで更新情報を出しています。
「 PBF 1/24 夜静穏化 6日間再出現無し 1/30 夜僅かに再出現して終息
1/31.5 PBF終息の可能性高い → 4/6±3 対応地震発生の可能性有
2/10±2 特異変動終息の可能性が考えられるので 確認必要 」
1/31.5 PBF終息の可能性高い → 4/6±3 対応地震発生の可能性有
2/10±2 特異変動終息の可能性が考えられるので 確認必要 」
- No.1778 長期継続大型地震前兆 続報 No.349 (PDF形式)
PBF変動の極大 22年7月28.4日、同終息 23年1月31.5日に、経験則[極大〜地震発生]:[終息〜地震発生]= 3.9 :1 を適用して、4月6日±3日が算出されています。
[注] PBF変動(Periodic Baseline Fluctuation anomaly)= 周期的な基線のうねり変動で、典型的な地震前兆波形。BT変動(Baseline Thickness anomaly)= 基線の振幅が増大する変動で、M5.0 以上の地震の前兆として出現。
推定日 | 2023年4月6日±3日 |
推定時間帯 | 09:00±3時間 または 18:00±3時間 |
推定震央領域 | 「続報 No.349」所載の図3太線内 斜線の領域は火山近傍参考推定領域 |
推定規模 | M8.0 ± 0.3 |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
No.1778前兆については、串田氏が自身の著書にて言及したため、その後の経過を一般公開しているものです。No.1778前兆以外の地震予測については、「地震前兆検知公開実験」の参加者にのみメールまたは Fax で配信されています。
串田氏の地震予測手法と実績については以下をご覧下さい:
- 地震・火山の活動を予報する (簡略版解説資料) (PDF形式)
- 解說:FM電波(VHF带域)モニター觀測による地震予報(2021年3月改定暂定版)(PDF形式)
- 地震前兆変動検知からの予報と M5 以上地震及び火山性活動 相関結果 2020年 (PDF形式)
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
関連記事
- 近畿圏中心領域大型地震 (13年4月17日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-274) (22年9月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-275) (22年10月8日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-276) (22年10月12日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-277) (22年10月22日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-278) (22年11月10日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-279) (22年11月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-280) (22年11月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-281) (23年1月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-282) (23年1月7日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-283) (23年1月12日)