2021年2月7日日曜日

スペイン南部で群発地震、アルハンブラ宮殿も被害

 
スペイン南部アンダルシア州グラナダ県(地図)では、1月23日ごろから地震が頻発しています。 これまでに 1000回を超える地震が発生し、その中には M4 クラスが少なくとも 5回、M3 クラスが少なくとも 22回含まれています。浅い震源の地震が多いようです。
 
大きな被害は出ていない模様ですが、大地震が起きるかも知れないという不安から、畑や車中で寝起きする住民も出ています。有名なアルハンブラ宮殿や大聖堂では、過去の大地震で生じた亀裂が拡大するなどしているとのことです:
 
スペインのあるイベリア半島とアフリカ大陸の間の地中海には、ユーラシア・プレートとアフリカ・プレートの境界が東西に走っており、アゾレス・ジブラルタル断層帯となっています。これはトランスフォーム断層で、年速 4〜5mm でずれています。
 
 
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