2019年11月13日水曜日

フランス南東部で地震、断層出現


11月11日、フランス南東部でM4.9(報道では M5.4としている記事が多い)の地震がありました。震源が浅かった(10km)ためか、重傷1人、軽傷3人、建物の損壊約30棟などの被害が出ました。この地震では地表に長さ数キロメートルの断層が出現したようです:

上記のツイートでは正断層とのこと。落差は不明です。これは「震源断層」が地表に到達したものでしょうか。それとも、単なる「地震断層」でしょうか。上記地図に記載されている星印が震央だとすると、断層の走向や位置関係がどうも釈然としません。

一方、EMSC(CSEM)の最新情報に示されている震央の経緯度(44.57N; 4.62E)だと、断層との位置関係が比較的理解しやすくなります:

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