小惑星〝2019 AK12〟が1月13日に月と地球の近くを通過していったことがわかりました。
この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 8~18m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が発見されたのは1月14日です。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2019 AK12 | 8~18 | (月)1月13日 14:19 (地球)1月13日 16:34 |
1.89 1.95 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星の地球との相対速度は秒速15.3km(時速約5万5000km)と計算されています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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