7月7日午前、岩手県盛岡市の市街地にある中学校(地図)にカモシカが侵入、15分ほど敷地内を移動した後、北方向へ去ったとのことです。「普通ではありえない光景で、カモシカはおびえている様子だった」(副校長):
- 城西中にカモシカ現る 盛岡の市街地 (写真あり)
ふだんは山に棲む動物が市街地に出てくる現象と地震との間にはっきりとした関係は見いだせませんが、2016年4月の熊本地震(M7.3、最大震度7)では、1年ほど前から九州の北半の地域でサルの出没が増えたり、2017年6月の長野県南部を震源とする地震(M5.6、最大震度5強)では、5月に岐阜県や愛知県でカモシカの目撃が相次ぐなど、ぼんやりとした関連性があるようにも思えます。
このブログでは、陸上動物の「異常」については全ての報道を記事にしているわけではありませんが、参考までに:
- 住宅街にサル出没 ― 福岡県福岡市、北九州市 (15年5月8日)
- 九州各地にサルが出没 (15年10月15日)
- 県道にニホンカモシカ ― 愛知県新城市 (17年5月6日)
- 市街地にカモシカ出没 ― 愛知県尾張旭市、岐阜県瑞浪市 (17年5月14日)
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