2010年4月13日火曜日

アイスランドの噴火 弱まる

3月 20日に、アイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル氷河(氷冠)で始まった割れ目噴火は、勢いが弱まっています:

噴火地点周辺では地盤が沈降し始め、溶岩の流れる速さも目立って遅くなっているとのことです。4月 12日には噴火地点付近を震源とする M3.2 の地震がありましたが、噴火の勢いの低下傾向は変わりませんでした。噴火の警戒レベルは “emergency” から “high” に引き下げられました。

噴火が終わりに近づいていることを示す兆候がいくつか現れているものの、噴火がこのまま終わると断言することには、専門家にもまだ躊躇いがあるようです。


過去の関連記事