2016年9月29日木曜日

彗星探査機ロゼッタの最期


日本時間9月30日午後7時40分(±20分)、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタが 67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に衝突します。

ロゼッタは2014年8月に彗星に到達し、以来2年あまりにわたって彗星の観測を続けてきました。現在、ロゼッタは彗星と共に太陽から遠ざかりつつあります。太陽電池の発電量が低下して通信が途絶える前に、最後のミッションとして彗星に近づきながら観測と写真撮影を行います。資料では〝controlled descent〟(制御された降下)、〝collision manoeuvre〟(衝突作戦)、〝crash-landing〟(不時着)などと表現されています。着陸装置を持たないロゼッタにとっては胴体着陸か衝突という結果になります:

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