八ヶ岳南麓天文台の串田氏が9月26日17:00付で更新情報を出しています。長期間、特異状態が継続していた八ヶ岳のCH20とCH21が正常基線を描き始めています:
更新情報のまとめです ――
▼ 現状
- CH2(八ヶ岳)
- 9月21日午後、糸状特異状態が短時間出現(9月21.7日初現と認識)
- 9月24日13時ごろから糸状特異状態が長時間出現、26日夕刻現在も継続中
- CH20(八ヶ岳)
- 長期間、特異状態が継続していたが
- 9月24日昼から正常基線を記録(静穏化)
- 9月24日16時ごろから再び特異状態
- 9月24日20時ごろから再び正常基線(静穏化)、26日夕刻現在も継続中
- CH21(八ヶ岳)
- 長期間、特異状態が継続していたが
- 9月24日16時ごろから正常基線を記録(静穏化、24.7日終息と認識)
- 9月25日4時ごろから特異状態が徐々に大きくなる(25.5日極大と認識)
- 9月26日夕刻現在、徐々に正常基線に復帰しつつある(静穏化の兆候)
- CH34(八ヶ岳)
- 9月25日10時ごろから変動幅の大きな特異状態(26.0日極大と認識)
- 9月26日11時ごろ、終息
▼ 考察
- 9月2.5日極大に対する前兆終息が9月24.7日と認識できる。これに経験則 [極大~地震発生]:[終息~地震発生]=3.9:1 を適用すると → 10月2日発生の可能性
- 初現を9月21.7日と仮定し、変動のいちばん大きな9月25.5日を極大とすると → 10月2日発生の可能性
- 初現を9月21.7日と仮定し、CH34の特異変動の中心9月26.0日を極大とすると → 10月4日発生の可能性
- いちど静穏化したCH21に再び特異状態が現れたのは、9月25.5日あるいは9月26.0日に極大が出現したため、と解釈
- 上記解釈が正しい場合、残存している前兆(CH2、CH21、CH34)の終息は、9月30日~10月1日(10月2日発生の場合)、あるいは10月2日(10月4日発生の場合)
- 上記前兆の終息が確認された場合には発生日を計算・確定できるが、現状では10月3日±1日とする。
推定時期 | 10月3日±1日 (今後の観測によって修正する可能性あり) |
推定時刻 | 午前9時±1時間、または午後6時±3時間 (前震があった場合には推定時刻は無効) |
推定震央領域 | 更新情報の地図参照 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震 |
串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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