八ヶ岳南麓天文台の串田氏が8月29日17:30付で更新情報を出しています。前兆は依然として継続中、9月4日前後に地震発生あるいは新規極大出現の可能性:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.158 (PDF形式)
更新情報のまとめです ――
- これまでの推定
- 7月26日=初現、8月9.0日=極大として、8月28日±に前兆終息、9月3日±に対応地震発生の可能性
- 火山帯近傍地震前兆からも9月3日±が推定日(群発経験則)
- 現状 ― 第17ステージと認識
- 8月29日夕刻現在、残存している前兆は八ヶ岳のCH20とCH21の特異状態のみ。CH20は微弱。
- 8月9日極大に対する前兆は終息したもよう → 9月4日±を示す。
- 火山性前兆には9月2日、3日±を示す関係が複数みられる。
- 高知観測点の状況 ― 小極大出現
- 8月25日午後~26日午後にK10に顕著な特異状態が出現。ただし、機器障害のため欠測があり、初現は不明。
- 8月26日~27日にはK1に顕著な特異状態が出現。
- 8月29日夕刻現在、K1とK10はともに正常状態。
- CH20とCH21が完全終息していない理由 ― 2つの可能性
- 8月26日に小極大が出現した影響。この場合、9月2日に前兆終息、9月4日に地震発生の可能性。
- 9月4日±は地震発生日ではなく、新たな極大または前兆の出現日である可能性。
- 推定
- 9月2日夜までに八ヶ岳CH20とCH21の前兆が終息した場合 → 9月4日または5日に地震発生。
- 9月3日段階で八ヶ岳CH20とCH21の前兆が継続している場合 → 9月4日±の地震発生は否定、新規極大または新規前兆が出現。
- 9月4日または5日に地震発生の場合、火山性前兆の群発経験則と調和的であるので、噴火に至らず群発的に大型地震が発生とする方が考えやすい。
- 9月4日±に対応地震発生がなく、前兆が継続している場合は、再考の上、続報。
推定時期 | 9月4日または9月5日 ただし、新規前兆出現の場合は、地震発生はさらに先になる。 |
推定時刻 | 午前9時±1時間(または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 更新情報の地図参照 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震 |
串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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