2016年8月6日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-108)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が8月4日16:00付で更新情報を出しています。前兆は依然として継続中です:

更新情報のまとめです ――
  • 最終段階と認識。

  • 前兆は継続中(8月4日夕刻現在)

    • 八ヶ岳観測点 CH20とCH21の特異状態が継続中。
    • CH20は微弱。
    • 他に顕著な前兆は現れていない。

  • 誤差を考慮に入れても、8月4日中に前兆が終息しないと経験則に矛盾 → 現状認識が誤っていた。

  • 3観測点(八ヶ岳、秋田、高知)の複数の観測装置に同期して出現した顕著な火山性前兆変動に群発経験則(初現~極大:極大~活動開始=2:1)を適用すると、9月3日±が算出される。

  • 八ヶ岳観測点CH17の特異状態終息が8月3日であったとすると、9月2日±が算出される。

  • 以上の推定日が正しい場合には、8月11日±と8月13日±が前兆終息の予測日。

推定時期 前兆終息を確認後に推定予定。
地震発生前後に近隣で火山活動が活発化。噴火の可能性も否定困難。推定領域が正しい場合には白山付近の可能性あり。
推定時刻 午前9時±1時間(または午後6時±3時間)
推定震央領域 更新情報の地図参照
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の浅い地震


気象庁の白山についての最新資料「白山の火山活動解説資料(平成28年6月)」(PDF形式)によれば、白山は「火山活動に特段の変化はなく、静穏に経過しており、噴火の兆候は認められません」とのことです。まもなく7月分が発表されるので、何か変化が見られるか注目したいと思います。

串田氏の地震予測についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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