虹は太陽の反対側に見えるという知識は、小学生のころに教え込まれたように思います。もう少し詳しく言うと、虹の中心(円弧の中心)と太陽は、自分(観測者)を中心にして点対称の位置関係にあるのです。ということは、太陽の位置が高ければ虹は低いところに、太陽の位置が低ければ虹は高いところに現れることになります。
以下の連続写真は最後の1枚を除いて、同じ日(2015年4月6日)の午後3時ごろから6時ごろにかけて、トルコで撮影されたものです(最後の1枚は3月28日午後7時前に撮影)。太陽が西に傾いて行くにしたがって、虹の位置が徐々に高くなっていることがよくわかります:
虹について教える際の教材にも使える写真です。
以下も参照してください:
- 地を這う虹 (12年11月2日)
- 地を這う虹 ― フランス・パリ (13年3月28日)
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