2023年12月10日日曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-289)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 12月8日15:00 付けで更新情報を出しています。約3ヶ月ぶりの更新です:
 
今回の更新情報では、八ヶ岳の CH26 観測装置に現れていた PBF特異変動が 12月5.5日に終息した可能性が極めて高いと判断されることから、この日時を 2022年7月28.4日の PBF 極大に対応するものとして経験則 [極大〜地震発生]:[終息〜地震発生]= 3.9 :1 を適用し、2024年5月24日 ±3日を算出。No1778 長期継続前兆変動の対応地震発生の可能性がある日としています。
 
[注] PBF変動(Periodic Baseline Fluctuation anomaly)= 周期的な基線のうねり変動で、典型的な地震前兆波形。PBF特異変動については、解説資料(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日2024年5月24日 ±3日の可能性
(今後の観測で修正の可能性あり)
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
推定震央領域 続報 No.354」所載の図6太線内
斜線領域: 可能性が考えやすい領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震、火山近傍領域の可能性

 
 串田氏の地震予報については以下の点に留意してください:
 
「首都圏直下・南海トラフ等大型地震は前兆検知から発生までの日数は数日の可能性が高いですが、No1778前兆は28年の観測歴上最長継続の最大に難解な変動です。No1778前兆につきましてはPHP新書「地震予報」に記したため,読者の皆様に出版後の前兆変動の変化について続報公開しています。No1778以外の他の地震前兆につきましては本HPでは公開できません。E-mail またはFAXで配信している観測情報でのみ公開しています。本観測研究をご支援下さる皆様にNo1778以外の別の地震前兆変動の有無や発生推定内容等の観測情報を配信しています。観測情報配信の「公開実験」に是非ご参加下さい。」
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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