2022年11月23日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-279)

 
 八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 11月22日15:00 付けで更新情報を出しています。前回の更新情報で 11月9日に終息したと報告された PBF変動が再出現、再々出現しています:
 
12/12 以前に発生の可能性は否定 前兆変動出現形態再考 以下の可能性を検討中
  1.  PBF 数日で終息し、11/28± 極大で再出現・特異 11/28± 終息の場合 → 12/15 ±3 発生
  2.  PBF 11/30 まで継続し終息・特異継続し 12/9± 終息の場合 → 12/30 ±3 発生
  3.  他
 
 [注] PBF変動(Periodic Baseline Fluctuation anomaly)= 周期的な基線のうねり変動で、典型的な地震前兆波形。
 
 
推定日12月15日±3日 または 12月30日±3日
(PBFと特異変動の終息時期を確認して修正予定)
推定時間帯 09:00±3時間 または 18:00±3時間
推定震央領域 続報 No.344」所載の図2太線内
斜線の領域は火山近傍参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
 No.1778前兆については、串田氏が自身の著書にて言及したため、その後の経過を一般公開しているものです。No.1778前兆以外の地震予測については、「地震前兆検知公開実験」の参加者にのみメールまたは Fax で配信されています。
 
串田氏の地震予測手法と実績については以下をご覧下さい:
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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