3月4日付「アイスランド南西部で M5.7、群発地震 (続報)」の続報です。
アイスランド気象庁が日本時間 3月6日17時30分に発表した "Specialist remark" によると、同国南西部のレイキャネス半島(地図)で 2月24日に始まった群発地震は 2万2000回を超えたとのことです。
以下の記事によると、レイキャネス半島で過去 30年間に発生した地震の 3分の1 は過去 12ヶ月間に発生しているそうです:
地図上の震源のプロットを見ると、これまではレイキャネス半島の陸域に集中していた震源が海域にも広がってきているようです。同半島、さらにはアイスランド全土は、北アメリカ・プレートとユーラシア・プレートを生み出している大西洋中央海嶺が海面上に姿を現している場所です。
以下の記事には、地震活動がゆっくりと南西方向に移動していること、火山噴火がただちに発生する可能性は低いが噴火の可能性が排除できないこと、アイスランド大学の科学者による最新の評価ではマグマが地表に到達する可能性がある領域が 4ヶ所あることなどが記されています:
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