2018年8月12日日曜日

「南無妙法蓮華経」崩落、琵琶湖に沈む ― 滋賀県彦根市


琵琶湖に浮かぶ多景島(地図、滋賀県彦根市八坂町)で、天然の花崗岩「題目岩」に彫り込まれた「南無妙法蓮華経」の文字が崩落し、琵琶湖に沈みました。題目岩は高さ12m、幅4m:

花崗岩は風化しやすく、西日本豪雨や台風の影響で崩落したとみられています。

記事によれば ――
題目岩に記されていた「南無妙法蓮華経」は、岩に風が当たった時に生じる音が経を唱える声に似ていたことから、江戸時代に彫られたとされる。彦根藩主の井伊家とのつながりも深く、幕末の大老、井伊直弼が桜田門外の変で暗殺された際には、「題目岩から鮮血がにじんでいた」との言い伝えも残っている。

<迷信モード on>
東北地方太平洋沖地震の前には、首都圏から見て鬼門にあたり、震源の方向でもある笠間稲荷で、石造りの大鳥居の中貫が突然落下しています(関連記事参照)。多景島は京都や大阪から見て鬼門の方角にあります。
<迷信モード off>


関連記事