「地震予知」は「地震予測」と名を変えて、地道に研究がおこなわれています。
「群発的地震活動を前震活動と仮定し、その統計的性質から本震発生を経験的に予測した場合、日本海溝の3領域、伊豆半島沖及び長野県北中部では、比較的効率よく予測できる」「熊本地震の直前の活動は今回得られた前震条件を満たした」:
上記の議事録中に出てくる〝CSEP〟は、地震発生予測とその結果を評価する世界的な研究計画で、2006年からT.H. Jordan教授(南カルフォニア地震センター : SCEC)をリーダーとして進行中とのことです。
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