2月3日、アテン型小惑星〝2017 BS32〟が地球と月に接近します。
この小惑星は1月30日に発見されたもので、直径は11~26m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2017 BS32 | 11~26 |
(地球) 2月3日 05:22 (月) 2月3日 09:45 |
0.42 0.75 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速11.6km(時速約4万2000km)と計算されています。
なお、この小惑星の接近時刻には現時点で±6分の誤差が見込まれています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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