イタリア中部トスカーナ州の州都フィレンツェや、斜塔で有名なピサ(地図)を通って地中海に注ぐアルノ川を、1頭のハンドウイルカが遡上しています。
イルカが最初に目撃されたのは昨年の大晦日。その後、目撃される頻度が上がるとともに、場所が徐々に上流に移ってきました。現在は、河口から約9km離れたピサ市街の中心部に近いところに出没しています。
トスカーナ州の環境保護当局によると、同州ではこのようにイルカが川を遡ったという記録はなく、非常にまれなできごと。また、イルカの健康状態に問題はなく、ピサ市民に対してはイルカから100m以上の距離を保つこと、エサを与えないことなどを指導しているとのこと:
- A Lone Dolphin Keeps Swimming Into Pisa (写真あり)
- What is this dolphin doing in the centre of Pisa? (写真あり)
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