東日本大震災の1週間前、茨城県鹿嶋市の下津(おりつ)海水浴場(地図)で52頭のカズハゴンドウが集団座礁した(参照記事)のは記憶に新しいところですが、1923年(大正12年)の関東大震災の前にも集団座礁事件が記録されています。
以下は、『地震の前兆現象 予知のためのデータ・ベース』(力武常次、東京大学出版会、1986)からの引用です:
[九十九里浜太東崎(地図)、震央から103km、地震の3ヶ月前] 大正12年5月~6月にかけて、九十九里浜南端の太東崎で体長2~4mのゴンドウクジラが数十頭集団で砂浜に乗り上げ、捕獲された。
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