アフリカ中央部・コンゴ民主共和国(隣接するコンゴ共和国とは別)東部にあるニイラゴンゴ山(Nyiragongo、地図)が近々噴火するのではないか、との報道があります。まだ 1紙のみなので信憑性は「?」ですが:
上記記事には “Previous eruptions in recent times may be dwarfed by the expected next eruption of Mt. Nyiragongo”(ニイラゴンゴ山で次に起こる噴火に比べれば、これまでの噴火は小規模に見えるかも知れない)との記述があります。
ニイラゴンゴ山は、大地溝帯 ― アフリカ大陸が東西に引き裂かれている現場 ― にある火山です。
上記記事は 2月 18日付ですが、このブログでたびたび紹介している 『ボストン・グローブ』 紙の “The Big Picture” が、2月 25日付でニイラゴンゴ山の特集を組んでいます。すばらしい写真が多数掲載されており、一見の価値ありです。写真が撮影されたのは昨年 6月です。特に興味深いのは、火口底の溶岩湖の縁が盛り上がって皿か器のようになっている様子です:
- Nyiragongo Crater: Journey to the Center of the World (ニイラゴンゴ火口: 世界の中心への旅)
21枚目の写真には、溶岩湖の縁に耐熱服を着た人が小さく写っています。この人の大きさと比べると、他の写真ではそれほど大きくは感じられなかった溶岩湖がかなり大きいことがわかります。
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