2009年12月7日月曜日

マラウイで連続地震

東アフリカのマラウイで日曜日の夜から、中規模の地震が連続して発生しています:
震源はマラウイの北部で、ウラニウム鉱山の分布する地域です。これまでに少なくとも 12回の地震が発生。最大規模は M5.8 で、震源の深さはほとんどが 10km 前後。これまでに 6人の負傷者が報告されており、その内 2人は重傷とのことです。

マラウイという国の場所を、地図上で即座に指し示せる人は少ないと思います。以下のグーグル・マップで位置を確認してください:
地震がおきている場所は、大地溝帯の南端部にあたります。USGS(米国地質調査所)の資料でも、今回の地震の発震メカニズムが正断層タイプであることが示されており、地溝が開くことにともなう張力が主体となった地震であることがわかります:
南アフリカ共和国・ヨハネスバーグ西方にある生産量世界第 4位の金鉱山では、連続地震のため、坑内作業員 2人が行方不明となっています。こちらの地震の最大規模は M3.4 です: