2010年9月25日土曜日

レユニオン島で噴火切迫

インド洋西部、マダガスカル島の東に浮かぶフランス領のレユニオン島のフルネーズ山(Piton de la Fournaise、地図)で、9月 23日から火口直下の地震が急増、山体の膨張も大きいため、当局は警戒レベルを最高度の “1” に引き上げました:

さまざまな情報を総合すると、9月 23日の夕方頃から山体直下の地震が急増、北側の山腹や頂上付近で山体の膨張が顕著(最大 3cm)、マグマが地表近くまで上昇してきているため、間もなく噴火が始まるであろうとのことです。

フルネーズ山は流動性の高い溶岩を流出させる楯状火山で、しばしば溶岩流出をともなう噴火をおこしています。今年 1月にも溶岩の流出がありました:

過去の関連記事