2024年11月18日月曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-310)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 11月17日20:00 付けで「続報 No.377」(PDF形式)を出しています。
 
前回の更新情報(No.376、11月11日14:00 付け)では次のように推定されていました ——
 
11月11日現在、変動継続中のため、少なくとも 11月17日以前に対応地震が発生する可能性は否定される。主な継続変動は、CH32 特異と CH26 PBF 特異。他は微弱。

現状認識
  • CH02 特異等 — 初現 10月20.0日、極大 11月1.2日、終息推定 11月17日±1日 — [初現〜発生]:[極大〜発生]=20:13 → 11月23日±3日
  • CH32特異、CH26 PBF特異等 — 初現 10月9.0日、極大 10月24.5日、終息推定 11月16日±1日 — [初現〜発生]:[極大〜発生]=20:13 → 11月22日±3日
  • 火山型変動 — 主極大 11月5.0日、副極大 11月9.5日、終息推定 11月19日±1日 — [極大〜発生]:[主極大〜副極大]=4:1→ 11月23日±4日
上記認識が正しい場合、11月23日±3日に対応地震発生の可能性。11月20日以降も前兆変動が継続した場合は再検討。
 
今回の更新情報(No.377)では以下のように判断されています ——
 
前回までの更新情報では、火山性変動などを中心とした前兆変動は「別形態変動」と認識していた。しかし、火山性変動の中心は11月1.5日で、同期特異変動など他の前兆変動の極大と同じ時期 → 2つの前兆変動群は同一現象を表していると認識。

初現 10月9.0日、極大 11月1.5日に経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用 → 12月15日±3日に地震発生

上記認識が正しい場合は、前兆変動の静穏化は 12月4日±3日、12月中旬近くまで対応地震発生の可能性はなく安全。
 

推定日12月15日±3日(静穏化確認後修正予定)
12月4日±3日に静穏化しない場合は再考
12月4日以前に変動静穏化の場合は修正して続報予定
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
(午前09時~11時の可能性が若干高い)
推定震央領域

続報 No.377」所載の図2 参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震源が火山近傍領域を含む可能性高い
弧線A~B以南は考えにくい

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。今後噴火変動が観測された場合は続報予定。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.4±0.3 + M7.3±0.3 など
(余震を含まない大型地震の断層長が合計で約150km程度となるような複合地震活動の可能性)
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事