前回の更新情報(10月16日17:00 付け)では次のように推定されていました ——
直前変動(10月3.4日)等が観測され、11月1日±2日に地震発生の可能性が考えやすい。11月1日±2日発生の可能性が正しい場合は、現在継続中の変動は 10月26.5日±1日まで継続する見込み → 最終決定は 10月27日まで困難。
今回の更新情報では以下のように推定されています ——
11の前兆変動のうち 9が 静穏化。残る 2種の変動は極めて微弱に継続。10月30日±1日まで継続の可能性。現在の認識が正しい場合、次のステージへの移行がなければ 11月2日±2日に地震発生の可能性が考えやすい状況。
No.1778 前兆は約 16年 4ヶ月継続し、最大時には 30の観測装置に変動が出現。現在は 2種の変動(CH32 特異とCH20 および CH26の PBF特異)のみが継続。
[注] 特異変動、PBF変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による 「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の「Chapter.3 地震前兆変動の種類」を参照してください。
No.1778 前兆は約 16年 4ヶ月継続し、最大時には 30の観測装置に変動が出現。現在は 2種の変動(CH32 特異とCH20 および CH26の PBF特異)のみが継続。
[注] 特異変動、PBF変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による 「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の「Chapter.3 地震前兆変動の種類」を参照してください。
推定日 | 11月2日±2日発生の可能性が考えやすい状況 |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 18:00±3時間 |
推定震央領域 |
「続報 No.373」所載の図2 太線領域内 火山近傍の可能性考えやすい; 斜線域の可能性考えやすい; 弧線A~B以南は考えにくい |
推定規模 | 単発の場合:M8.0 ± 0.3; 複合の場合:M7.4 + M7.3 など |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
関連記事
- 近畿圏中心領域大型地震 (13年4月17日)
- 能登半島地震は予報されていた (24年1月3日)
- 日向灘の地震は予報されていた (24年9月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-296) (24年5月23日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-297) (24年5月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-298) (24年6月10日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-299) (24年6月30日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-300) (24年7月7日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-301) (24年7月17日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-302) (24年7月28日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-303) (24年9月2日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-304) (24年9月14日)
- 近畿圏中心領域大型地震 (続報-305) (24年10月17日)