北朝鮮が昨年 11月21日に打ち上げ軌道に乗せることに成功した軍事偵察衛星 Manligyeong-1(万里鏡 1号)が、2月21日から 24日の間に複数回のロケット噴射をおこなって近地点の高度を上昇させたことがわかりました。これまで、この衛星が「生きている」のか疑問視する見方もありましたが、実際に機能しているようです。
下のグラフで、赤紫色(マゼンタ)は遠地点、赤色は近地点、青色は平均の高度を示しています。衛星名の後に「(3)」とあるのは、3度目の打ち上げで成功した機体ということを示しています:
As several others have noticed, North Korea's Manligyeong-1 (3) satellite raised its perigee on Feb 21 to Feb 24 in several small burns. This confirms that the satellite is 'alive'. (Magenta: apogee Red: perigee Blue: average) pic.twitter.com/apxIa7gXzw
— Jonathan McDowell (@planet4589) February 27, 2024
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