7月29日と30日、山口県の南岸と西岸でイルカの群れが目撃・撮影されました。
7月29日、山口県上関町の八島(地図)沖の瀬戸内海で、海上保安庁の巡視艇が約100頭からなるイルカの大群が泳いでいるのを発見・撮影しました。四国や九州の太平洋沿岸などに生息するハセイルカの群れとみられています。
「この海域で目撃されるイルカの群れは数頭前後が多く、大群は初めて」、「約20年の勤務でこれほどの大群は初めて」(海上保安庁)、「(ハセイルカは)瀬戸内海では珍しく、豊後水道を通って来たのではないか」(市立しものせき水族館・海響館):
- 上関沖合にイルカ100頭 (写真あり)
- イルカ100頭、山口県上関沖に大群 (写真、動画あり)
7月30日、山口県下関市北部の豊浦町(地図)や豊北町(地図)の海岸近くで約10頭のイルカの群れが目撃・撮影されました。ミナミハンドウイルカ(ミナミバンドウイルカ)の群れとみられています。
「沿岸に来る理由ははっきりとはわからないが、ミナミバンドウイルカは日本海沿岸で定住している例もある」(市立しものせき水族館・海響館)、「下関でイルカを見られるとは思わなかった」(下関市民):
- 下関の海岸沿いにイルカの群れ (動画あり)
- 山口・下関市沖にイルカの群れ じゃれ合う姿に地元住民ら笑顔 (写真あり)
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