7月28日付「雌阿寒岳の噴火警戒レベル引き上げ」の続報です。
解説資料が出されました。4ページ目の図3下段のグラフを見ると、7月26日ごろから深さ0km付近の地震が増えていること、7ページ目の図7下段のグラフでは今年3月ごろから全磁力値がはっきりとした低下傾向を示していることがわかります。その他、火口付近の地表面温度分布の画像などもあります:
- 雌阿寒岳の火山活動解説資料 (平成27年月28日17時00分) (PDF形式)
全磁力を観測することによって、なぜ地下の温度の昇降を知ることができるのかについては、以下の資料をご覧ください。わずか1ページです:
- 全磁力観測 (PDF形式)
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