来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、来年5月21日(月曜)の朝、日本で金環日食が見られます。金環日食が見られるのは、以下・国立天文台の資料に示されている帯状の「中心食帯」と呼ばれる地域です:
上記の地図を見ると、中心食帯が南海・東南海・東海や、日向灘、東京湾北部、房総半島沖、茨城県沖の想定震源域を通っています。日食と同期して大地震が発生したという事例はないと思いますが、天体の直列(金環日食の場合は太陽-月-地球)によって地震がおきると考えている人にとっては、この上なく不吉なことかも知れません。
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