[12月19日追記] 福岡管区気象台が12月17日に発表した『九州・山口県の週間地震概』では、M5.1、震源の深さ 35km、震央の位置 33°00.3′ 126°02.7′(地図)に更新されています。
12月14日17時19分ごろ、韓国・済州島の南西沖で地震が発生しました。韓国気象庁の発表によると、M4.9、震源の深さ 17km(震央地図)。朝鮮半島で今年発生した最大の地震で、1978年の観測開始以降に済州島やその周辺で発生した地震としては過去最大規模とのことです。人的被害は報じられていませんが、建物や道路の損傷があった模様です:
- 済州島沖地震「同地域では観測史上最大」=韓国気象庁
- 韓国気象庁「済州地震の余震9回発生…数カ月以上続く場合も」
- 「今回の済州地震、浦項・慶州の時とは違う…火山活動と関連」
- 【写真】済州地震で裂けたアスファルト
大きな揺れにショックを受けた人もいたようです。「地震で揺れを感じただけでなく、爆発音がするほどだった」、「トラックが家に突っ込んだ感じがした。家が完全に壊れたと思って裸足で飛び出した」、「ホテルの外には服もまともに着ずに避難した人々が多かった」:
日本の気象庁の発表では M5.2、震源の深さ 10km、長崎県五島市で震度 1。震央の位置は韓国の発表よりは大きく南西にずれています(震央地図)。
防災科学技術研究所の「高感度版 100トレース連続波形画像」を見ると、西日本の広い範囲に震動が伝わったことがわかります:
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