2018年7月1日日曜日

「明日朝、地震アル」「誰でも15分で地震予測ができる」


地震予測についての記事を2本紹介します。椋平虹や、ウェゲナーの大陸移動説とヴェリコフスキーの『衝突する宇宙』説の比較も登場します。

(地震前の動物の異常行動について)「頭ごなしに否定する地震学者は少ないと思われる。中国で、動物の異常行動を利用した地震予知の成功例が複数あるからだ」:

(国立大学の元教授が立ち上げた有料地震予測サービスについて)「2割当たれば上出来じゃないかと思った方には、次のことを付け加えたい。年間に100件を超える地震予測を乱発したり、日本の国土の3分の2近くの地域に同時に警告を発したりしているにもかかわらず、その成績なのだ」:

上掲の2本の記事の中で、特に私の印象に残った文を抜き出してみました:
  • メカニズムがわからないからといって、科学的事実でないということにはならない。

  • 誠実な専門家は、専門性が高くなればなるほど、自らの力を過小評価する傾向にある。その分野の最先端を知っているということは、限界を知っているということでもあるからだ。

  • 日本には優秀な地震学者が大勢いる。地震予知について彼らの口が一様に重いのは、彼らがことさら慎重だからでも、臆病だからでもない。科学の力がまだそこまで及んでいないということを、専門家として誰よりよく知っているからだ。