3月1日付『朝日新聞』の記事です。23億年前から22億年前の1億年間、プレートの動きが低下していたとのことです。「23億~22億年前は火山活動や大陸の移動などを示すデータが少なく、『地球が動いていた証拠が極めて乏しい』ことをもって、一休みの時代があったと結論づけた」:
23億~22億年前は、地球誕生から現在までのちょうど真ん中にあたる時期です。
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