八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月17日16:00付で更新情報を出しています ―― 第20ステージの示した11月17日に極大出現、地震発生は11月末の可能性:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.183 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 前兆の完全終息を観測後に予測 現状で可能性がある時期は11月30日±2日 |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅 |
▼ 現状
- CH17(八ヶ岳) ― 17日夕刻現在、糸状特異が継続中
- CH21(八ヶ岳) ― 正常基線を記録していたが17日午前10時ごろから糸状特異が出現、昼ごろを中心に極大
- K10(高知観測点) ― 17日夕刻現在、顕著な特異状態が継続中
▼ 考察
- 前回の更新情報の時点(11月16日夕刻)では、11月15日夜からCH17とK10に現れた顕著な特異状態が、第20ステージの4番目の極大なのか、第20ステージが指し示した11月17日に現れる次ステージ(第21ステージ)の極大なのか、確定できなかった。
- 上記CH21への前兆出現などの状況から、11月17日は対応地震発生日ではなく、新たなステージ(第21ステージ)の極大(11月17.5日)であると認識。
- 第21ステージの初現は、11月10.5日か11月11.3日:
- 11月10.5日 ― CH20にその後の変動と同型の弱い前兆が出現
- 11月11.3日 ― CH20の前兆が顕著化した
- 上記に初現と極大に関する経験則を適用すると、それぞれ11月29日± と11月30日± が算出される。
- 静穏期間は約3日間と計算されるので、11月26日~27日ごろに前兆終息の見込み。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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