2016年11月19日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-130)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月17日16:00付で更新情報を出しています ―― 第20ステージの示した11月17日に極大出現、地震発生は11月末の可能性:

以下は今回の更新情報のまとめです ――

推定時期 前兆の完全終息を観測後に予測
現状で可能性がある時期は11月30日±2日
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


▼ 現状
  • CH17(八ヶ岳) ― 17日夕刻現在、糸状特異が継続中
  • CH21(八ヶ岳) ― 正常基線を記録していたが17日午前10時ごろから糸状特異が出現、昼ごろを中心に極大
  • K10(高知観測点) ― 17日夕刻現在、顕著な特異状態が継続中

▼ 考察
  • 前回の更新情報の時点(11月16日夕刻)では、11月15日夜からCH17とK10に現れた顕著な特異状態が、第20ステージの4番目の極大なのか、第20ステージが指し示した11月17日に現れる次ステージ(第21ステージ)の極大なのか、確定できなかった。

  • 上記CH21への前兆出現などの状況から、11月17日は対応地震発生日ではなく、新たなステージ(第21ステージ)の極大(11月17.5日)であると認識。

  • 第21ステージの初現は、11月10.5日か11月11.3日:

    • 11月10.5日 ― CH20にその後の変動と同型の弱い前兆が出現
    • 11月11.3日 ― CH20の前兆が顕著化した

  • 上記に初現と極大に関する経験則を適用すると、それぞれ11月29日± と11月30日± が算出される。

  • 静穏期間は約3日間と計算されるので、11月26日~27日ごろに前兆終息の見込み。


串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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