八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月16日17:40付で更新情報を出しています ―― 前兆終息せず、新たな極大形成中か:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.182 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 可能性1 11月17日または18日 (17日に前兆終息の場合) 可能性2 11月30日± (今後の観測が必要、修正の可能性) |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅 |
▼ 現状
- CH17(八ヶ岳)とK10(高知観測点)に顕著な特異前兆出現
- CH17 ― 11月16日23時から糸状特異が継続中
- K10 ― 11月17日00時から顕著特異が継続中
- 同時期にCH20(八ヶ岳)にも特異が出現、16日日中に顕著、夕刻現在は静穏傾向
▼ 考察
- 現在は第20ステージと認識。
- 前回の更新情報では、第20ステージの最終前兆(11月13.5日)に対して16日昼前に前兆が終息した場合は、第20ステージが示す11月17日± に対応地震が発生する可能性が高いと報告。
- しかし、上記のようにCH17とK10に顕著な前兆が出現。明らかに新たな極大を形成中とみられる。16日中に極大となった可能性もある。
- 可能性1 ― 11月16日中に極大となった場合 → 最短の可能性として11月17日~18日に対応地震発生の可能性:
- CH17とK10の前兆が17日午前中も継続出現している場合は、17日地震発生の可能性は否定。
- 17日夜に前兆終息の場合は18日に対応地震発生の可能性。
- 18日午前中も前兆継続の場合 → 可能性2 または 可能性3
- 可能性2 ― 初現を11月10.5日として11月29日±
- 可能性3 ― 初現を11月8.5日として12月2日±
- 可能性2と可能性3については、今後の観測データを見ないことには決定困難。11月18日までに対応地震が発生せず前兆が継続した場合は、極大を見極めた上で再推定。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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