小田原(地図)周辺で繰り返し発生しているM6後半~M8クラスの地震。「これら6回の小田原地震を時系列に並べてみると、発生間隔が似通っていることが分かる。60~79年の幅で、平均は70年だ。そして最後の関東大震災から、既に92年が経過している」:
- M7級の小田原地震 16世紀にも発生、70年周期か (1/2)
- M7級の小田原地震 16世紀にも発生、70年周期か (2/2)
小田原の直近にある火山が箱根山です。箱根山は2013年1月~3月に火山活動が活発化し山体膨張がおきました。その後は静穏だったのですが、今年の5月ごろから群発地震が始まり、6月には大涌谷で噴火が発生しました。今回の箱根山の火山活動は、上の記事で指摘されている小田原地震の前兆ではないでしょうか。地震が起きる前に箱根山の火山活動が活発になったとしても不思議ではありません。
箱根山で火山活動が活発化すると、隣接する関東地方や東海地方などで大きな地震が発生する傾向があるようにも思えます。以下の記事に箱根山の火山活動と周辺の被害地震発生状況を表にまとめてあります:
- 箱根山の火山活動と周辺の被害地震 (13年4月1日)
関連記事
- 箱根山の地震 (10年9月14日)
- 次は阿蘇山? (その 1) (11年2月28日)
- 箱根火山で群発地震 (11年3月11日)
- 箱根火山で群発地震 (続報) (11年3月14日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (13年2月1日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報) (13年2月1日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-2) (13年2月8日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-3) (13年2月10日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-4) (13年2月15日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-5) (13年2月22日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-6) (13年3月1日)
- 箱根山群発地震と富士山噴火 (13年3月8日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-7) (13年3月8日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-8) (13年3月10日)
- 20の火山が 3・11 後に活発化 (13年3月17日)
- 箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報-9) (13年3月18日)
- 箱根山の火山活動と周辺の被害地震 (13年4月1日)
- 箱根山の火山活動終息 (13年6月16日)
- 箱根山の火山活動と報道 (13年7月12日)
- 首都圏が危ない? (13年8月7日)
- 神奈川県西部で地震多発化 (14年6月23日)
- 箱根山でやや活発な地震活動 (15年5月2日)
- 温泉施設で蒸気噴出 ― 箱根山 (15年5月4日)
- 箱根山と富士山の地震活動 (15年5月4日)
- 地表温度上昇か ― 箱根山 (15年5月4日)
- 地震増加、有感地震2回 ― 箱根山 (15年5月5日)
- 箱根山の噴火警戒レベル引き上げ (15年5月6日)
- 箱根山の異変と富士山噴火の前兆伝承 (15年5月8日)
- 大涌谷が隆起 ― 箱根山 (15年5月8日)
- 温泉が変色・異臭 ― 箱根山 (15年5月10日)
- 大涌谷が最大8cm隆起 ― 箱根山 (15年5月12日)
- 箱根山: 震源が大きく北へ移動 (15年6月2日)
- 箱根山が最大30cm隆起 (15年6月7日)
- 箱根山噴火か (15年6月29日)
- 箱根山噴火か (続報) (15年6月29日)
- 箱根山噴火か (続報-2) (15年6月30日)
- 箱根山が噴火、警戒レベルを引き上げ (15年6月30日)
- 箱根山全体が膨張 (15年7月2日)
- 箱根山の災害想定図 (15年7月2日)
- 箱根山 地殻変動の範囲広がる (15年7月7日)
- 箱根山噴火 収束せず ― 温泉地学研究所 (15年7月18日)
- 箱根山全体が危険 (15年7月20日)
- 箱根山全体が危険 (補足) (15年7月21日)
- 箱根山、大涌谷の火口から噴煙 (15年7月22日)
- 箱根山、大涌谷の火口から噴煙 (蛇足) (15年7月22日)
- 箱根山の温泉水枯れる ― 神奈川県箱根町 (15年7月29日)
- 箱根山: 火山ガス増加 (15年11月15日)