5月5日午後6時過ぎ(現地時間)、ミャンマーやラオスと国境を接するタイ北部で大きな地震がありました。タイで起きた地震としては観測史上最大級で、タイ気象局は M6.3 としています。
米国地質調査所(USGS)の資料では M6.0、震源の深さ 7.4km で、横ずれ断層に起因する地震と考えられます。
空港の建物の天井が崩落するなど、多くの建物が損傷し、道路には大きな亀裂が生じているとのことです。「現地住民は、ほとんど初体験の強い地震にショックを受けている」:
下記は〝Bangkok Post〟紙の記事です。末尾に掲載されている動画は短いですが、地震発生の瞬間を捉えています。寺院で読経中の僧侶たちが一瞬の沈黙ののち一斉に逃げ出し、直後に撮影していたカメラが倒れてしまいます:
- 6.3 quake in northern Thailand (震央地図、写真7葉、動画あり)
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