気象庁が2月1日に発表した「平成25年 No.5 週間火山概況 (1月25日~1月31日)」によると、1月31日、白山(地図)の北側でM3.3(震源の深さ3km、最大震度1)の地震があり、その余震が一時的に増加したとのことです:
31日20時42分頃に白山北側の浅部を震源とするマグニチュード(M)3.3の地震が発生し、岐阜県高山市荘川町と岐阜県飛騨市河合町で震度1を観測しました。この地震の後に、余震と思われる地震が一時的に増加しましたが、22時頃より徐々に減少しています。低周波地震や火山性微動は観測されていません。遠望カメラによる観測では、白山山頂付近に噴気等はみられていません。国土地理院の地殻変動観測結果によると、特段の変化はみられていません。
関連記事
- 白山 ― 気象庁が監視強化 (11年10月25日)
- 白山で微小地震増加 (12年9月10日)
- 白山で微小地震増加 (続報) (12年10月11日)
- 白山で群発地震 (12年10月30日)
- 白山で群発地震 (続報) (12年11月2日)
- 白山近くの温泉で湯量が変動 ― 石川県 (12年11月10日)