2011年9月27日火曜日

肉眼でも見える巨大黒点群出現


〝Sunspot 1302〟と名付けられた巨大な黒点群が太陽面に出現しています。肉眼でも見える大きさです (注意: 太陽を直接見るのは危険です。失明の恐れがあります。十分な減光率のフィルターなどを使う必要があります):

この巨大黒点群で発生する強力な太陽フレアの影響が地球に到達し、ニュージーランドなど、ふだんオーロラが現れない地域でもオーロラが観測されています:

上記のオーロラが撮影されたのは、ニュージーランドのカンタベリーです。昨年秋に大地震に襲われたところです。南緯43度から44度付近に位置しています。北半球では、北海道の北部に相当する緯度です。

このオーロラの原因となった太陽フレアは、〝Sunspot 1302〟がまだ地球の方を向いていないときに発生したものです。今後数日間は、この黒点群が地球の方を向いていますので、太陽フレアが発生すれば地球にも大きな影響を与える可能性があります。北海道でもオーロラが見えるかも知れません。


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