2010年7月29日木曜日

地震多発 ― ミャンマー、タイ、インド東部

7月初旬から、ミャンマーと、同国に隣接するインド東部やタイ北部で地震の報道が増えています。このブログの 7月 2日付記事 「ネズミの集団移動 ― ミャンマー」 で紹介したネズミの集団移動が起きている地域と重なります。もちろん、安易な関連づけは禁物ですが。

この地域は地震の観測態勢が整っておらず、また USGS や Geoscience Australia などの地震観測網にも十分にカバーされているわけではないので、現地からの散発的な地震報道に頼らざるを得ません。


▼7月 6日 ― タイとの国境沿いのミャンマー領で M4.5。タイ北部でも揺れを感じた。

▼7月 21日 ― タイとの国境沿いのミャンマー領で地震(規模不明)、タイ北部で震度 3。

▼7月 26日 ― タイ北部で連続地震 6回。規模は M2.0 ~ M3.2。さらに、ミャンマー東北部で M3.6。

▼7月 27日 ― インド東部アッサム州とメーガーラヤ州で連続地震 3回。規模は M3.4、M2.4、M4.1。

▼7月 28日 ― タイ北部で M3.8。
記事では 「震度3.8」 となっていますが、マグニチュード 3.8 の誤りと思われます。海外の報道では、震度とマグニチュードを混同した記事がときおり現れます。

過去の関連記事