「日本一低い」ではなく、「日本一小さい」火山の紹介記事です:
昔、何度か行ったことがあります。なつかしい。頂上まで簡単に登れ、火口の中に下りることができます。火口といってもそれほど深いものではなく、くぼ地と言った方がよいかも知れません。いまは使わなくなった「死火山」という言葉がぴったりで、火山ガスの噴出などの活動はまったくありません。1回の噴火で山体が形成され、その後はまったく噴火していないとのことです。火口の縁は、常緑樹やシダ植物が茂っており、「シダの洞窟」(ハワイ・カウアイ島)のような雰囲気がありました。
笠山のふもとには風穴がいくつもあり、一年中ほぼ一定の温度の風が吹き出しています。汗ばむ季節には、この風がとても爽快です。辺りには、観光客向けに地元で取れたサザエを壺焼きにするいい匂いが漂っていました。
笠山のふもとでもう一つ忘れてはならないのが、明神池です。海跡湖で、国指定の天然記念物になっています。
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