4月19日付「日本への旅行を控える動き — 大地震の噂で」の続報です。
香港の英字紙には、「かつては日本への桜ツアーやスキー旅行の割引情報で埋め尽くされていた香港の旅行代理店は、今やドバイのブルジュ・ハリファやスイス・アルプスのリゾートのパンフレットを売り込んでいる」、「春節(旧正月)後の日本への予約は 30% 減少し、トルコ、スカンジナビア、UAE といった長距離路線の目的地への需要が急激に高まっている」といった記述があり、その原因としては「日本政府による地震リスク評価の改訂と漫画家たつき諒の終末論的なビジョン」の 2つがあげられています。
ある旅行代理店では、ヨーロッパへの予約が 40% 急増した一方で、札幌行きのチャーター便は半分が空席になっている、著名な風水師たちは 2025年4月以降は日本への渡航を避けるようアドバイスしている、などとも報じられています。
かなり大袈裟に伝えられているのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
「日本において大きな地震とか津波、火山の噴火があるという、うわさが流布されておりまして。香港人および日本人の多くに聞いたところ、100パーセントの香港人がこの話を知っていて、99パーセントの人間がそれを信じていると。日本への渡航は極力避けようとする風潮になっています」(グレーターベイ航空 日本支社長):
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