2月10日朝、滋賀県草津市にある琵琶湖博物館(地図)で、ビワコオオナマズを飼育していた大型水槽が破損し、100トン近くの水が流れ出しました。水槽で飼育されていたのは琵琶湖の固有種・ビワコオオナマズ 1匹で、体長 85cm。水槽破損の原因は調査中。前日の夕方には異常がなかったとのことです:
- 琵琶湖博物館 固有種「ビワコオオナマズ」の展示水槽割れる (動画あり)
- ビワコオオナマズ水槽、滋賀県立琵琶湖博物館で破損 「地震の前触れでなければいいが」心配の声も (写真あり)
- 琵琶湖博物館、ビワコオオナマズの大型水槽が破損 擦り傷あるが命に別条なし (写真4葉あり)
水槽は厚さ4cmのアクリル製で、1996年から使用しているとのこと。アクリル樹脂は耐候性に優れていて経年劣化はしにくく、また耐衝撃性もあって戦闘機の風防に使われるほどなので、ナマズが暴れて水底の石をはね飛ばしたくらいではびくともしないと思われます。